子供がYouTubeでよく見ている『リトルエンジェル』ってどこの国の番組?ときどき日本語や歌が微妙だけど、作者や会社はどこ?パクリって本当?Wikipediaにもないんだけど…。
うちの子もよく見ているYouTubeチャンネル『リトルエンジェル 日本語–童謡と子供の歌-little angel』
日本語で見ると色々ツッコミどころがあって見るのが辛い時がありますよね(汗)
有名な子供向けYouTubeチャンネル『ココメロン』にそっくりな所もあり、パクリ疑惑もあります。
この記事ではそんな『リトルエンジェル』がどこの国のチャンネルなのかを調べてまとめています。
制作会社や日本語版の声優・キャラクター・パクリ疑惑についてもまとめていますので、最後まで読んでみてくださいね。
『リトルエンジェル』って何?
『リトルエンジェル』とは?
『リトルエンジェル 日本語–童謡と子供の歌-little angel』(以下『リトルエンジェル』)はYouTubeの子供向けチャンネルです。
日本語版は2020年から配信が始まり、2024年5月2日現在586本の動画が公開されており、145万人のチェンネル登録者がいます。
内容は「しょうちゃん(英語版:Baby John)」を中心とした5人家族とその友人たちが子供向けの教育的な内容を歌と共に伝えています。
『リトルエンジェル』のキャラクター
『リトルエンジェル』に出てくるキャラクターは以下の通りです。
しょうちゃん(英語版 Baby John)
パパ
ママ
レンくん(お兄ちゃん・英語版 Jack)
メイちゃん(お姉ちゃん・英語版 Jill)
下にも書いていますが、しょうちゃんは日本語版ができた2020年当時「ベイビーシュン」という名前でした。
『リトルエンジェル』の制作会社と国
『リトルエンジェル』の制作会社はMoonbug Entertainmentです。
Moonbug Entertainmentはロンドンに本社のあるアニメーションスタジオです。
2018年に設立され、『Cocomelon』や『Blippi』など22作品(2024年現在)をYouTubeなどのチャンネルで配信しています。
アメリカ・ロサンジェルスやニューヨークにもオフィスがあり、現在の会社のオーナーは以前ディズニーの役員だったKevin Mayer とTom Staggsが2021年に設立したCandle Mediaだそうです。
Candle Mediaの本拠地はアメリカ・ロサンゼルスです。
と、いうことは以前であれば「リトルエンジェルはどこの国のチャンネル?」という疑問の答えは以前であれば「イギリス」だったと思いますが現在は「イギリスとアメリカ」という答えとなるでしょうか。
とはいえ、今でもメインオフィスはイギリスのようですので「イギリスの番組」という理解でよいのではと思います。
『リトルエンジェル』日本語版の声優
以前の『リトルエンジェル』の声優
日本語版の『リトルエンジェル』の声優は2021年に一度変更されているようです。
以前(2020年)はB-BOXという芸能事務所の声優の方々が担当されていました。
以前の配役は以下の通りです。
ベイビーシュン役 多田咲月
パパ役 松川裕樹
ママ役 大南悠
レンくん役 塙真奈美
メイちゃん役 前迫有里紗
あれ、ベイビーシュン?と思ったあなた。
現在、「しょうちゃん」と呼ばれている主役の赤ちゃんは最初の日本語版では「ベイビーシュン」という役だったのです。
英語版の名前が”Baby John”なので最初は音をそれにあわせて「ベイビーシュン」だったのでしょうが、あまりに日本の文化に合わないので「しょうちゃん」に変えたのでしょうね。
この2020年頃の声優さんが音痴ということで一時ネットやSNS上で話題となりました。
特にお母さん役が音痴であると言われていましたが、実は映画『すずめの戸締り』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『君の名は。』などにも出演されているほどの声優さんでした。
お母さん役を担当されている大南悠さんは、このリトルエンジェルの評判が原因であるかは分かりませんが、2021年に芸名を「大南悠」さんから「大南友希(ゆき)」さんに変更されています。
いや、正直この『リトルエンジェル』の曲って、もともと英語のリズムに合わせてある曲に日本語を当てはめてあるので、とても歌いにくいんだと思います。
特に高音で歌い続けなければいけないお母さん役は難易度が高そう。
(最近の『リトルエンジェル』の動画ではお母さん役の曲もやや低めから始まっている気が…)
実力ある声優さんなのにちょっと気の毒…と思います。
現在の日本語版『リトルエンジェル』の声優
2021年に声優さんの交代が行われた後の『リトルエンジェル』の評判は以前よりは安定しているようですが、現在の声優さんを調べたところ残念ながらお名前は出てきませんでした。
あまりにネット上の評判が悪いので、誤解や悪影響を避けるために公表されていないのかもしれませんね。
『リトルエンジェル』はパクリ?
ネット上では「リトルエンジェルはココメロンのパクリなのでは?」という疑問を持つ方の声も聞かれます。
確かに疑いたくなるほど、『リトルエンジェル』と『ココメロン』は家族構成や番組の作りが似ています。
それもそのはず。
『リトルエンジェル』も『ココメロン』も同じMoonbug Entertaimentの作品です。
他にも『リトルエンジェル』や『ココメロン』に構成や登場人物がよく似た『レロビー!』というチャンネルもありますが、こちらもMoonbug Entertainmentの作品です。
なので、パクリではないのかもしれませんが、同じ会社が成功したチャンネルに似せて同じような構成で作っている作品ではありますね。
YouTubeで子供向けの英語番組を見ようと思うとその多くがMoonbug Entertaimentの作品です。
筆者は子供が4歳なのでこの4年間たくさんの英語の子供向けYouTubeチャンネルを見てきましたが、最初は3Dではなかった作品が3Dのアニメになるとつい「あ、Moonbugが買ったのかな」とつい思ってしまいます。
まとめ
以上が子供向けYouTubeチャンネル『リトルエンジェル』がどこの国の番組で制作会社はどこなのか、また日本語版の声優・キャラクター・パクリ疑惑などについてなどのまとめでした。
もう一度確認してみましょう。
・子供向けYouTubeチェンネル『リトルエンジェル』の制作会社はイギリスにメインオフィスがある「Moonbug Entertainment」
・「Moonbug Entertainment」は『ココメロン』『レロビー!』『ブリッピー』などの制作会社
・イギリスで設立され、現在もメインオフィスはイギリスだが、オーナーはアメリカ・ロサンジェルスの会社
・日本版は2020年から配信
・日本版初期の声優さんの歌の評判が悪く、2021年に声優を変更
・その後、現在の声優は明らかになっていない
・『ココメロン』のパクリではないかと言われることがあるが、同じ制作会社の作品であり、パクリではない
この記事では街中やニュースで感じたあなたの「ちょっと気になる」「ちょっと知りたい」を解決できるよう情報発信しています。
他にも子供向け番組の記事を書いていますので、ぜひ読んでいってくださいね。