石丸伸二氏の辞職で早まった安芸高田市長選に立候補する予定の藤本悦志さんってどんな人?学歴や今までの評判は?
石丸市長と対立していた清志会や市政刷新ネットワークとの関係があるの?
石丸伸二氏の辞職→東京都知事選出馬表明により2024年7月7日に行われることになった広島県の安芸高田市長選挙。
現在のところ会社社長の赤津誠一郎氏と元郵便局長の藤本悦志氏が立候補を表明されています。
この記事では元郵便局長の藤本悦志氏についてご出身や高校・大学・家族構成などの基本プロフィールをまとめています。
また石丸市長との対立で一躍有名になった安芸高田市の会派・「清志会」や安芸高田市政の現状を発信されている「市政刷新ネットワーク」との関係や郵便局長時代の評判も調べてみました。
最後まで読んでみてくださいね。
藤本悦志氏とは?
藤本悦志氏の基本プロフィール
まずは元郵便局長 藤本悦志氏の基本プロフィールを確認してみましょう。
お名前 | 藤本悦志(ふじもと えつし) |
生年月日(年齢) | 1972年生まれ?(51歳) |
出身地 | 安芸高田市高宮町 |
出身校 | 高宮町立川根小学校→高宮町立川根中学校→広島新庄高校→桃山学院大学 |
前職 | 高宮町役場勤務→川根郵便局長→吉田郵便局長(2023年退職) |
政党 | 無所属 |
当選回数 | なし |
家族構成 | 母・妻・娘1人・息子2人・孫2人 |
好きな言葉 | 一期一会 |
藤本悦志氏の経歴
藤本悦志氏は安芸高田市高宮町ご出身の51歳でいらっしゃいます(2023年11月時点・推定1972年生まれ)。
1995年に大阪府和泉市にある桃山学院大学社会学部を卒業された後、地元の安芸高田市高宮町役場に就職されています。
どのような経緯かはわかりませんが、2001年(推定29歳)で川根郵便局長に就任。
その後、2018年には同じく安芸高田市の吉田郵便局の郵便局長に就任されています。
2023年10月に日本郵便を退社。
2023年11月30日に2024年の安芸高田市長選へに出馬を表明されました。
安芸高田市長選への出馬を表明された会見では
「市議会と市長との状況。安芸高田市民のために、どうすればいいのかということを、しっかり対話と議論をして、方向を出していく行政に持っていきたい」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/867956?display=1
と述べられており、子育て世代への施策や高齢者が活躍できるような施策を考えられておられるとのことでした。
また、ご本人の後援会のウェブサイトには
「市民を置きざりにして、なにやっとるん」
https://fujimoto-etsushi.com/
「やられたらやり返すみたいで、恥ずかしい」
「今のままじゃ、いけんよーね」
そんな まちの声に私の心は突き動かされました。
この「声」こそ、まちの希望と力です。
希望の声を束ね「あったかい」まちを一緒につくらせてください。
と書かれており、市長と議会との対立に疑問や不安を感じている市民の声に押されて立候補を表明された様子が見られます。
藤本悦志氏の出身高校・大学
藤本悦志氏の出身高校は広島新庄高等学校です。
広島新庄高等学校は広島県山県郡北広島町新庄にある私立の高等学校で、2024年度の偏差値は56-65です。
野球部が比較的強く、春夏合わせて5回の甲子園出場歴があります。(2024年1月時点)
藤本悦志氏の出身大学は桃山学院大学社会学部です。
桃山学院大学は大阪府和泉市と大阪市阿倍野区にキャンパスのある私立の大学で、2024年度の社会学部の偏差値は40-42.5です。
大学だけ大阪に出られていて、また地元に戻られたのですね。
現安芸高田市長の石丸伸二氏のきらびやかな経歴に比べると地味にも感じますが、大学卒業→公務員→郵便局長と安定した経歴とも言えますよね。
藤本悦志氏の家族構成
藤本悦志氏のご家族構成はご本人のウェブサイトによれば
母、妻、1女2男、孫2人
https://fujimoto-etsushi.com/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%ab/
ということでした。
Facebookには娘さんと思われるお名前も載っていますが、一般人でいらっしゃると思いますので、深く詮索はしないでいたいと思います。
おそらく、安芸高田市にお住まいなのではと思われますので、もしかしたら安芸高田市長選の際には出て来られるかもしれませんね。
ただ、市民団体「市政刷新ネットワーク」のブログによれば、藤本悦志氏が市長選に出られることにはご家族は大反対されたそうですから、もしかしたら、出て来られることはないかもしれません。
他でもない、全国から注目を集める石丸伸二市長の後の安芸高田市長選ですからね。
全国の注目や批判(そしてもしかしたら応援にも)さらされることになるでしょうから、ご家族が反対されるお気持ちも分からないではないです。
ただ、それを押してでも早々に立候補を表明されたということは、並々ならぬ覚悟をお持ちなのでしょうし、それだけの想いを持つだけ市民の声を聞かれたのかもしれませんね。
藤本悦志氏の郵便局長時代の評判
藤本悦志氏の人となりが分かるような郵便局長時代の評判についてはほとんど情報がありませんでしたが、唯一前述した市民団体「市政刷新ネットワーク」のブログには以下のように書かれていました。
さて、多くの市民は「藤本悦志氏がどんな人間か」を知っておられないと思いますので、本会が承知している範囲で紹介したいと思います。
藤本悦志氏は、高宮町川根に生を受け、現在51歳の元気盛りです。
高等学校は新庄高等学校で、生徒会長をしたといいますから、若いときからリーダーシップがあり、面倒見がよかったことがわかります。
面倒見と言えば、彼は郵便局長をやりながら、地元では約10haの農地を預かり、耕作しているといいます。
はっきり言って、兼業農家で10haもよくやると思います。
彼の面倒見のよさ、地域を大事にする姿勢がよく出ています。
桃山学院大学では地方行政学を学び、卒業後旧高宮町役場に6年ほど勤めた後、川根郵便局長に就任し、2018年には吉田郵便局長に就任しています。
そして、今年の10月に市長選立候補を決意して退職をしました。聞くところによると、彼の市長選立候補には、家族は大反対だったそうです。
https://ameblo.jp/akitakata-shiseinet/entry-12830738776.html
安定した職を捨てて、しかも4年ごとに市民の審判を受ける市長に立候補することは、家族に不安があるのは当然です。
しかし、彼の友人・知人達の要請を受けて彼も大きな決断をし、立候補に至ったと言います。
多くの市民に期待された立候補表明です。
これを読む限りには、「市政刷新ネットワーク」のブログを書いている方は藤本悦志氏とお知り合いでいっらっしゃり、よく知っておられるようですね。
藤本悦志氏はそれだけ地元に根付いていらっしゃる方なのでしょうね。
後述しますが、SNSやネット上では「藤本悦志氏は市民刷新ネットワークの推薦」という表記も見られます。
ただ、藤本悦志氏の後援会のウェブサイトにはそのような表記はありません。
石丸氏を批判することの多かった市民団体「市政刷新ネットワーク」が上のような文章を出されたことで、ネット上では「藤本悦志氏は市民刷新ネットワークの推薦」ということになったのかもしれませんね。
藤本悦志氏と清志会・市政刷新ネットワークの関係
さて、Googleの検索でもよく検索されている様子の藤本悦志氏と、石丸伸二市長との対立が注目されることの多かった安芸高田市議会の会派「清志会」や市政の状況を発信されている市民団体「市政刷新ネットワーク」との関係の本当のところはどうなのでしょうか?
そもそも市政刷新ネットワークとは?
正式名称「安芸高田市政刷新ネットワーク」
2022年4月23日に結成がアメーバブログで公表された市民団体。
代表は杉原洋氏・副代表は田丸孝二氏(2022年4月23日時点)
「清志会」とは?
安芸高田市議会の会派。
2024年1月30日時点で8議席を持つ安芸高田市議会の最大会派。
石丸氏が進めた道の駅への「無印良品」の出店に反対するなど石丸市長と対立する様子がYoutubeで広がり、一躍全国で有名となる。
前述した通り、「市政刷新ネットワーク」のブログ記事を書かれている方は藤本悦志氏をよくご存じのようですし、推しているように受け取れます。
公式に藤本悦志氏が「市政刷新ネットワークの後援や推薦を受けている」発表されているわけではないですが、繋がりがあることは確かだと思われます。
また清志会のメンバーではSNSで石丸市長の支持者からの批判を受けることの多かった山本数博安芸高田市議会議員がFacebookで藤本悦志氏の立候補表明について言及しておられるそうです。
このFacebook投稿を見る限り、山本数博安芸高田市議会議員は新聞報道で藤本悦志氏が会見で話した内容を知ったようにもとれますので、清志会と藤本悦志氏が深い繋がりがあるとは現段階では言えないように思いますね。
安芸高田市は人口26,313人(2024年5月1日現在)の決して大きくはない市です。
市政や市民の生活に関わるお仕事をされていた方であれば、お互いに面識がある可能性は高いでしょう。
もちろん、それが選挙での支持に関わるかどうかはわかりませんが、7月7日の安芸高田市長選の立候補者がこのまま会社社長の赤津誠一郎氏と藤本悦志氏のみであれば、石丸市長の市政に疑問を持つ人たちが藤本悦志氏を応援する可能性は大いにありそうですね。
ただ、5月25日、安芸高田市議会議員で石丸市長の支持者からも反対者からも人気の高い熊高昌三氏がご自身のYoutubeチャンネルで安芸高田市長選への出馬を示唆されるような発言をされています。
そうすると、随分戦況(まだ始まっていませんが…)が変わりそうですね。
安芸高田市長選の行方はまだまだ全国から注目を集めそうです。
まとめ
以上が7月7日の安芸高田市長選に出馬を表明されている元郵便局長の藤本悦志氏のご出身や高校・大学・家族構成などの基本プロフィールや郵便局長時代の評判から石丸市長との対立で一躍有名になった安芸高田市の会派・清志会や市民団体「市政刷新ネットワーク」との関係についてのまとめでした。
もう一度確認してみましょう。
・藤本悦志氏は大学卒業後、安芸高田市高宮町の町役場職員や郵便局長を約28年務めた人物
・出身は安芸高田市高宮町
・出身高校は広島新庄高等学校・出身大学は大阪にある桃山学院大学社会学部
・議会と市民の対立に不安や疑問を感じる市民の声に押されて郵便局長を退職し、
安芸高田市長選に出馬を表明
・石丸市長との対立が目立った市民団体「市政刷新ネットワーク」のメンバーと近しい関係だと思われるが、公式に推薦などの文言はない
・清志会との関係は明らかになっていないが、お互いの面識はあるのでは
・もし安芸高田市長選の立候補者がこのまま会社社長・赤津誠一郎氏と藤本悦志氏の2人であれば「市政刷新ネットワーク」や「清志会」のメンバーが藤本悦志氏を応援される可能性は高いのでは
・ただし、安芸高田市議会議員の熊高昌三氏も安芸高田市長選出馬を示唆されるような発言をされているので今後も動向が注目される
このブログでは街中やニュースで感じたあなたの「ちょっと気になる」「ちょっと知りたい」を解決できるよう情報発信をしています。
安芸高田市長選については赤津誠一郎氏のプロフィールや石丸伸二現市長の動向についても記事を書いています。
ぜひ読んでみてくださいね。